ビジネスフォンは現代のオフィスになくてはならない、導入していなければ仕事ができないほど大切なツールとなっています。
携帯・スマホなどの通信デバイスやクラウドPBXといったサービスの普及率が増えている中でも、ビジネスフォンは欠かせない存在になっています。
現在、数多くのメーカーがビジネスフォンを製造・販売しており、各メーカーによる価格はもちろん、技術・サービス面で熾烈なシェア争いが行われています。
そんな中で、現在国内シェアのトップメーカーはどこなのか?と、多少は気になるのでは?
そこで今回は、ビジネスフォン導入の市場シェアについてご紹介いたします。
▶︎目次
1.ビジネスフォン導入の市場シェア!トップはNTT
ビジネスフォンを含めた電話といえば、NTTの印象が強いですよね。
しかし、冒頭でも説明した通り、多くのメーカーがビジネスフォンを製造・販売しており、
NTT/IWATSU/SAXA/NAKAYO/FUJITSU/NEC/HITACHI/OKI/Panasonic/AVAYAなど、10以上のメーカーが参入しているのです。
そのような状況で、ビジネスフォンの市場シェアはどうなっているかといえば、実質横ばい傾向。
2014年の調査では、ビジネスフォンの国内市場は約416億円。
それから、一般社団法人情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)の「通信機器中期需要予測[2016-2021年度]」によると、2015年度のビジネスフォン市場は前年比1.4%増の422億円とのこと。
その推移は以下の通り。(business network.jp 「「働き方改革」とPBX/ビジネスフォンの最新事情」より引用)
現在では、インターネットを活用したクラウドPBXへの関心が高まっていますが、一定年数の利用を考えたとき、トータルコストはビジネスフォンの方が優位とされています。
そこで、ビジネスフォンの国内導入シェアのトップメーカーはどこなのか?
と、気になるポイントですが、明確な順位付けはされていません。
ただし、とある調査によれば、
- NTT:50%
- NEC:20%
- SAXA:20%
- その他:10%
と、ざっくりした比率ですが、それでもビジネスフォンの国内シェアトップはNTTとなっています。
その理由として、電話回線と合わせて導入されるケースが多く見受けられ、現在では「ひかり電話」が注目を集めています。
ひかり電話オフィスタイプや、ひかり電話オフィスA(エース)といった料金プランが用意され、月額料金の安さに加え、通話品質も優れている点が人気の理由です。
基本的に、NTTビジネスフォンの主装置が、ひかり回線を直接接続できる「ひかり直収」タイプなので、別に機器を用意する必要はありません。
以上、簡単にビジネスフォンの市場シェアなどご説明しましたが、市場動向は横ばい傾向が続いていくようです。
2.まとめ
今回は、ビジネスフォン導入の市場シェアについて簡単にご紹介しました。
ビジネスフォンといえば、現在のオフィスには必要不可欠なツールとして、大抵のオフィスでは導入しているのではないでしょうか?
そんなビジネスフォンの国内市場の動向は横ばい傾向。
ビジネスフォン市場の見方は、これ以上の市場の成長はなく、逆に需要の頭打ちに伴う減少傾向に転じるという見解もあるようです。
また、国内導入シェアのトップメーカーは、やはりという感じもしますが、NTTがトップになっています。
以上、雑学程度に知っておいていただければ幸いです。